[イタリア]インテルがラウタロ・マルティネスの後任にカバーニを指名!

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「ヴィッセル神戸に移籍!」というエイプリールフール・ニュースもありましたが、今回は信憑性の高い移籍報道です。

2020年6月30日でパリ・サンジェルマン(以下、PSG)との契約が終了するウルグアイ代表FWカバーニ。その去就について、フランス紙「レ・キップ」とイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は23日、イタリア・セリアAのインテルが3年契約でオファーしていると報じました。

インテルはバルセロナ移籍が取り沙汰されているアルゼンチン人FWラウタロ・マルティネスの後任として、カバーニに白羽の矢を立てました。2023年には36歳になるカバーニに対して、非常に高い評価を与えています。

カバーニに興味を示しているのはインテルだけではありません。ニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッド、アトレティコ・マドリーの名前も挙げられています。

2013年にPSG入りしたカバーニは今年2月、PSGでの通算200ゴールを達成。クラブ史上最多ゴールを挙げているカバーニですが、今シーズンは22試合で7ゴール。クラブは今シーズン30試合で20ゴールを挙げているアルゼンチン人FWイカルディとの契約に重きを置いているうようです。

記事によると、PSGはインテルから期限付き移籍でプレーしているイカルディの買取オプションを行使して、残留させたい意向があるようです。移籍金7000万ユーロを要求するインテルに対して、PSGは6000万ユーロを希望。カバーニの移籍と同様に、こちらも注目です。

[ブラジル]川崎F U-18出身の甲斐翔大も所属。元セレソンが率いる育成重視型のクラブ

川崎フロンターレの下部組織出身で、今年1月にブラジルへ渡った甲斐翔大選手の挑戦が日本経済新聞で記事になっています。

甲斐選手は川崎フロンターレU-18出身。「ダノンネーションズカップ 2015 in JAPAN」ではMVP、得点王、大会優秀選手と、個人賞を総なめにして、チーム(川崎フロンターレU-12)の優勝に貢献しました。2017年にはU-14日本選抜として、中国遠征にも参加しています。

ペスカドーラ町田などで活躍した甲斐修侍氏を父に持ち、フットサルのプレー経験もあるようです。

そんな甲斐選手がブラジルに渡ってプレーしているのが、元ブラジル代表DFエジミウソン氏が代表を務めるFC SKA BRASILです。

甲斐選手の挑戦については、上記リンクの記事をご覧ください(閲覧には会員登録が必要)。このブログでは、甲斐選手がブラジルでプレーするクラブについて紹介したいと思います。

王国ブラジルで挑むプロの道 17歳のMF甲斐(日経新聞 2020年5月20日)

元セレソン、エジミウソン氏がクラブを設立

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エジミウソンはサンパウロ、リヨン、バルセロナなど各国のビッグクラブを渡り歩き、ブラジル代表としても40試合に出場したセンターバック。UEFAチャンピオンズリーグとFIFAワールドカップを制した、数少ない選手のひとりでした。

2012年に引退後は、現役時代に立ち上げたエジミウソン財団(http://www.fundacaoedmilson.org.br)の活動を通じて、子どもたちの成長をサポートする活動を続けてきました。そして2019年6月、日本のスカイライトコンサルティング株式会社とともに会社を設立し、「FC SKA BRASIL」です(日本ではFCスカイ ブラジルと呼ばれています)を創設しました。

クラブはサンパウロ州サンタナ・デ・パルナイーバ市を拠点として、選手は合宿生活を送りながらテレ・サンターナCFAでトレーニングを積みます。

また、同市をホームタウンとするオサスコFC(サンパウロ州2部所属)と10年間の提携契約を結び、チームがU-23サンパウロ州選手権に出場することが可能となりました。

リーグは4月18日、19日に開幕が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっています。

エジミウソン氏は巻誠一郎氏との対談で、育成について次のように持論を語っています。

「一番は人間形成です。実体験を通じてわかったのは、ただサッカーが上手なだけでは、世界のトップレベルに到達することはできないということです。ブラジルにもいますが、とてつもない才能があるのに、怠け者で努力をしない結果、サッカー以外のことに意識が向いてしまい、ルートから外れてしまう選手がいます。これは非常にもったいないことです。たとえサッカー選手になれなかったとしても、社会に出たときに恥ずかしくないように、目標に向かって自分の人生を進んでいくことのできる人間になってほしい。」

出典:巻誠一郎がブラジルのレジェンドから学ぶ「多様なセカンドキャリア」(2019年9月10日 web Sportiva)

甲斐選手が所属するFC SKA BRASILが参戦するU-23サンパウロ州選手権はMyCujooでの配信が予定されています。甲斐選手のプレーはもちろん、彼のプレーを通じて、このクラブがどのような人材を送り出すかについても注目したいと思います。

[ロシア]ペルー代表FWファルファンが新型コロナウイルスに感染

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ロコモティフ・モスクワは16日、ペルー代表FWジェフェルソン・ファルファンが新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

「彼は今モスクワにいて、今のところ入院はしていない。保健当局と医師の指示に従って、そのような判断が下されている」と、クラブ幹部は地元メディアの取材にコメント。幸にして、重症ではないようです。

アリアンサ・リマでプロデビューしたファルファンは、PSV、シャルケ、アルジャジーラを経て、2017年にロコモティフ・モスクワ入り。古巣からもSNSを通じて、応援メッセージが届けられています。

ロシアでは新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。感染者数はアメリカに次いで2番目に多く、30万人に迫る勢い。にも関わらず、ロシアプレミアリーグは6月21日から中断されているリーグ戦の再開を決めています。

決定通りにリーグ再開が叶うかはわかりませんが、一日も早い回復とピッチでプレーする姿が見られることを祈るばかりです。

参考記事:Jefferson Farfán dio positivo de Covid-19(2020年5月17日 ESPN DEPORTES)

[アルゼンチン]ボカの英雄テベス、愛するクラブでサッカー人生を終えるか?それとも移籍か?

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2020年6月でボカ・ジュニオルスとの契約が切れるFWカルロス・テベスの去就が注目を集めています。

アルゼンチンのスポーツ専門チャンネル TNT Sportsは15日、クラブが1年間の契約延長オファーを出したと報じました。サラリーは50%減額されるものの、オプション付きの契約で目標に達した場合は現在とほぼ同額の金額を手にすることができるということです。

テベスはプロキャリアをボカで終えたいと願っており、「その夢を実現するために努力するつもりだ」と、ホルヘ・アメアル会長は述べています。

古巣コリンチャンスもオファーか?

一方、アルゼンチンではテベスの古巣でもあるブラジルのコリンチャンスもオファーを出したというニュースを伝えられています。

この報道に対して、コリンチャンスのアンドレス・サンチェス会長はラジオ番組に出演。「すべてが起こる可能性はあるが、テベスがやってくるという事実は公式にはまだない。テベスはコリンチャンスのアイドルであり、ロナウドの後、最もサポーターに愛された選手だ」と語り、一切の交渉を否定しています。

テベスは2005年にボカからコリンチャンス入り。ブラジル全国選手権29試合で20ゴールを挙げ、6年ぶり4度目の優勝に導いています。2シーズンで76試合出場46ゴールの成績を残しています。

[ブラジル]グレミオとインテルナシオナル、州政府が新方針も活動続行を判断

下記のツイートによると、5日からトレーニングを再開させたグレミオとインテルナシオナルに対して、リオ・グランデ・ド・スル州の知事、エドゥアルド・レイチ氏はトレーニングは再び禁止されるということと、州選手権再開は難しいという見解を示したとのことです。

記事によると、新型コロナウイルス感染拡大防止策について、州政府は10日(日)に新たな方針を示すこととなり、その指示や各種制限は週明け月曜日(11日)から効力を発揮します。

リオ・グランデ・ド・スル州政府は、州内を地域ごとに区切って危険度をランクづけしています。危険度の高い順に黒→赤→オレンジ→黄色となり、最も危険度の高い黒はロックダウンです。

両クラブがあるポルトアレグレは現時点でオレンジとあっており、オレンジはスポーツクラブの活動が制限されるとのこと。両クラブはひとまず11日のトレーニングを中止すると発表しました。

そして迎えた11日、10日に州から出された方針を受けてクラブ内で検討した結果、両クラブともにその日の午後からトレーニングを再開させました。危険度はオレンジで変わらなかったものの、制限の内容を精査した結果、トレーニングするのは問題ないという結論に達したようです。

両クラブは下記の通り、SNSを通じてトレーニングの模様を発信しています。

[ブラジル]グレミオが8.5トンの食糧は近隣コミュニティーに寄付

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グレミオは11日、8.5トンにおよぶ食糧を近隣のコミュニティーに寄付したことを明らかにしました。Twitterでは食糧を詰め込んだチームのバスの写真を紹介しています。

マスク販売によって得た利益で購入された食糧は、ウマイター、ファラポス、ナヴェガンチスといった地域の支援組織に送られました。担当者によると、これらの地域には「支援が必要な約1,200家族がいる」のだそうです。

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないブラジル全土でシーズンが中断。選手、スタッフへのサラリー減額というニュースも聞くことも珍しくありません。

クラブの運転資金を少しでも確保したい時期にも関わらず、困っている市民を助けることを優先させるのは素晴らしい行いです。同時に、この国の貧困問題があるがゆえの行いであることも忘れてはなりません。

[韓国]蔚山現代FWジュニオール、母国への想いを込めたKリーグ開幕戦ゴール

8日から10日に第1節6試合が行われた韓国Kリーグ。得点ランキング首位に立ったのは蔚山現代のブラジル人FWジュニオール・ネゴンでした。

ホームに尚州尚武を迎えた開始早々の8分、味方のスルーパスに走り込むと、飛び出してきた相手GKより一瞬早く追いつき、右足で流し込み先制点。前半アディショナルタイムにはPKを決め、2ゴールを挙げて4-0の勝利に貢献しました。

ジュニオールは先制点を挙げた直後、テレビカメラの前でユニホームをまくり上げ、「フォルサ ブラジル!(ブラジル頑張れ!)」と書かれたシャツを見せて、母国にメッセージを送りました。さらにPKを決めた後には、天を指差し祈りを捧げていました。

「非常に複雑な気持ちです。ぼくがとても心配していることを伝えなければならなかった。ぼくには健康の分野で働いていて新型コロナウイルスに感染した家族がいます。そして、友人は感染して亡くなりました」とコメントしています。

参照記事:Atacante faz gol no Campeonato Coreano e presta homenagem com camisa: “Força, Brasil!”(2020年5月10日 globoesporte)

[ブラジル]ボタフォゴ、本田圭佑が3月分の給与返済を申し出る

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ボタフォゴに所属する本田圭佑選手が新型コロナウイルスの影響で活動休止を余儀なくされ、財政的にも逼迫しているクラブに対して、3月分のサラリー返上をクラブに申し出ていたことがわかりました。

この申し出は、かつてはクラブの会長を務め、現在のクラブ幹部のひとりであるカルロス・アウグスト・モンテネグロ氏によって明らかになりました。ジャーナリスト、ジョルジ・ニコラ氏(@jorgenicola)のYouTubeチャンネルに出演したモンテネグロ氏は、次のようにコメントしています。

「”私は3月分のサラリーを受け取らないつもりだ。クラブが(財政的に)厳しい状況にあることを知っているからです”と彼は言った。彼は日本に住む家族と離れて、ここブラジルで暮らしています。彼の素晴らしい振る舞いは模範的です」

クラブはこの申し出を受けることはなく、「選手へのサラリー削減は5月分も起こらない」と、モンテネグロ氏はgroboesporteの取材に答えています。

本田選手は4月27日、自身のTwitterで”経営者が直ぐにでも年俸の高い選手から順に給与カットのお願いしにいくべき。誠意を持って話せば多くの選手は理解を示すはず。じゃないと潰れるチームが増えて結果的にファンが悲しむことになる”とツイートしており、今回は自らアクションを起こした形となりました。

クラブに対する本田選手の想い、選手たちに対するクラブの想い。この両方が実り、一日でも早く正常化することを祈るばかりです。

参照記事:Montenegro afirma que Honda abriu mão do salário de março em razão da pandemia(2020年5月10日 globoesporte)

[韓国]大邱FCのブラジル人コンビ、エジガルとセシーニャが無観客試合の感想を語る

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(写真はエジガル、Daegu v Melbourne Victory – AFC Champions League、2019年5月8日)

8日に開幕した韓国Kリーグ、全北現代と水原三星の一戦は、試合終盤にイ・ドングクが決勝点を挙げた全北現代が1-0で開幕戦勝利を飾りました。この日がKリーグデビュー戦となったブラジル人MFムリーロ・エンリケは、スタメン出場して61分に邦本宜裕との交代でピッチを退いています。

[韓国]ムリーロ・エンリケはネット配信されるKリーグデビュー戦で世界へアピールできるか?(2020年5月8日 AOVIVO)

感染爆発した大邱でプレーするふたりのブラジル人

韓国における新型コロナウイルス感染拡大の中心地となった大邱。この街をホームタウンとする大邱FCは、仁川ユナイテッドとのアウェイゲームに臨み、スコアレスドローに終わっています。

大邱FCにはふたりのブラジル人選手が在籍しています。エジガル(33)とセシーニャ(30)です。

2トップを組んだエジガルとセシーニャ。FKから幾度もゴールを窺ったセシーニャに対して、エジガルは長身を活かしたヘディングで起点となったり、シュートを狙います。

途中出場したユーゴスラビア人FWデヤン・ダミヤノヴィッチも加えた3人のコンビネーションでゴールに迫るシーンもありましたが、相手ゴールを破ることは出来ませんでした。

エジガルは2018年、セシーニャは2016年からチームに在籍。経験豊富なふたりにとってもこうした経験は初めてのこと。無観客で開催された試合について、次のようにコメントしています。

「Kリーグより与えられたプロトコル、衛生、その他全てを行わなければなりませんでしたが、試合ではすべてを忘れて最善を尽くしました。スタジアムに観客はなく、ゴールを祝うことにも制限があった。残念なことに試合は0-0でした」

「長い間公式戦がなかったので、嬉しさと同時に不安もありました。観客のいない、美しいが空っぽのスタジアムを見るのは奇妙な気持ちでした。(試合前のセレモニーで)遠くから挨拶することも変だった」

参照記事:Brasileiros do Daegu mostram bastidores de jogo na Coreia: “Pediram para não cuspir muito”(2020年5月9日 globoesporte)

[ブラジル]グレミオが練習再開もディエゴ・ソウザがコロナ陽性

ブラジル南部、ポルトアレグレを本拠地とするグレミオが練習再開へ動き出しました。

ニッケイ新聞の記事によると、5日と6日にPCR検査も含めたメディカルチェックが行われ、7日からフィジカルトレーニングを開始したということです。

グレミオが練習再開へ一歩踏み出す=厳戒態勢の中、トレーニングセンターで検査開始(2020年5月7日 ニッケイ新聞)

8日にはPCR検査を受けた選手全員が陰性だったとクラブは公式サイトで発表しています。

ポルトアレグレのあるリオ・グランデ・ド・スル州では7日現在、新型コロナウイルスの感染者は2,129人、死者は90人。同39,928人、3,206人のサンパウロ州と比べると、感染者数が抑えられています。そうしたことも再開の要因になっているのでしょう。

一方、心臓病の手術を2回受けているレナト・ガウショ監督は、感染した場合に重症化するリスクが高いとされ、リオの自宅で隔離されているということです。

ディエゴ・ソウザがコロナ感染

チーム練習再開という明るいニュースと同時に飛び込んできたのは、FWディエゴ・ソウザが陽性反応というニュースでした。

ディエゴ・ソウザは少なくとも来週までは滞在しているリオで隔離されるとのこと。中断期間を出身地であるリオで過ごしていたのでしょうが、感染が分かったのがチーム合流前であったことは不幸中の幸いでした。

パルメイラス、ヴァスコ、スポルチなどで活躍したディエゴ・ソウザは今年、13シーズンぶりにグレミオに復帰。州選手権とコパ・リベルタドーレスで合わせて8試合に出場して、5ゴールを挙げています。

一日でも早い回復を願うばかりです。