[ブラジル]ボタフォゴ、本田圭佑が3月分の給与返済を申し出る

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ボタフォゴに所属する本田圭佑選手が新型コロナウイルスの影響で活動休止を余儀なくされ、財政的にも逼迫しているクラブに対して、3月分のサラリー返上をクラブに申し出ていたことがわかりました。

この申し出は、かつてはクラブの会長を務め、現在のクラブ幹部のひとりであるカルロス・アウグスト・モンテネグロ氏によって明らかになりました。ジャーナリスト、ジョルジ・ニコラ氏(@jorgenicola)のYouTubeチャンネルに出演したモンテネグロ氏は、次のようにコメントしています。

「”私は3月分のサラリーを受け取らないつもりだ。クラブが(財政的に)厳しい状況にあることを知っているからです”と彼は言った。彼は日本に住む家族と離れて、ここブラジルで暮らしています。彼の素晴らしい振る舞いは模範的です」

クラブはこの申し出を受けることはなく、「選手へのサラリー削減は5月分も起こらない」と、モンテネグロ氏はgroboesporteの取材に答えています。

本田選手は4月27日、自身のTwitterで”経営者が直ぐにでも年俸の高い選手から順に給与カットのお願いしにいくべき。誠意を持って話せば多くの選手は理解を示すはず。じゃないと潰れるチームが増えて結果的にファンが悲しむことになる”とツイートしており、今回は自らアクションを起こした形となりました。

クラブに対する本田選手の想い、選手たちに対するクラブの想い。この両方が実り、一日でも早く正常化することを祈るばかりです。

参照記事:Montenegro afirma que Honda abriu mão do salário de março em razão da pandemia(2020年5月10日 globoesporte)

[ブラジル]本田圭佑、ブラジルデビュー戦でいきなり初ゴール!

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待ちに待ったデビュー戦で輝きを放ちました。

本田圭佑が所属するボタフォゴは15日、リオ州選手権リオ杯の第3節に臨み、バングと1−1で引き分けました。

試合が動いたのは前半28分、FWラファエウ・ナヴァーロが倒され、ボタフォゴがPKを獲得。キッカーに指名された本田は、相手GKの逆を突く落ち着いたキックでゴールネットを揺らし、チームに先制点をもたらしました。

しかし後半開始早々に同点ゴールを許すと、その後も再三に渡るチャンスを決めきれず。1−1でタイムアップしています。

加入からデビューまで1ヶ月半

本田は1月31日にボタフォゴ入りを表明。2月8日に現地で記者会見を行いました。前日には2,000人以上のサポーターが空港で出迎え、記者会見後に本拠地であるニウトン・サントス・スタジアムで行われたお披露目には13,000人のサポーターが駆けつけています。

3月3日にようやく選手登録が完了したものの、10日に予定されていたデビュー戦、コパ・ド・ブラジルのパラナ戦は発熱により回避。この日、ようやくデビューに至ったのです。冒頭で書いた通り、”待ちに待った”デビュー戦だったのです。

不調を脱する起爆剤となれるか

3勝3敗でグループ3位となり、リオ選手権の前半戦となるグアナバナ杯の準決勝進出を逃したボタフォゴ。後半戦となるリオ杯もスタートダッシュに失敗しています。

開幕戦こそボアビスタに2-1で競り勝ったものの(90+4分に決勝点が生まれた)、フラメンゴとのクラシコでは0-3で完敗。この日も勝ち切ることができず、第3節終了時点で6チーム中4位と沈んでいます。

今節は無観客試合として開催されたリーグ戦が今後、どうなるかは分かりませんが、本田のデビューがチームの追い風となることを祈るばかりです。

[ブラジル]本田加入のボタフォゴ、アウトゥオリ監督が就任

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MF本田圭佑選手が加入したボタフォゴは13日、パウロ・アウトゥオリ氏が監督に就任すると発表しました。

ボタフォゴは2020年シーズン、1月18日に開幕したリオ・デ・ジャネイロ州選手権で開幕2連敗するなど6試合を終えて3勝3敗。2月9日のフルミネンセ戦に0-3で敗れると、昨年10月からチームを率いていたアルベルト・ヴァレンティン監督を解任していました。

2002年以来、18年ぶりにボタフォゴへ戻ってきたアウトゥオリ監督ですが、同チームを率いるのは今回が4度目(1995年、98年、01年)。1995年にはブラジル全国選手権でチームを2度目の優勝へ導いています。

国内外のクラブで指揮を執り、指導経験の豊富なアウトゥオリ監督。07年には鹿島アントラーズ、16/17年にはセレッソ大阪で監督を務めていました。

「非常に素晴らしい契約だ。模範的なプロフェッショナルであり、我々の手本となってくれるだろう」と、アウトゥオリ監督はコメントしています。

加入後、いきなり監督解任という難題に直面した本田選手でしたが、デビュー戦へ向けて一安心というところです。

<追記>
本田圭佑をキープレーヤーに。 ボタフォゴ新監督がクラブに要求した条件

2月17日に公開されたwebSportivaによる記事です。サントスのチームディレクターを務めるなど新たな道へ進み始めていたアウトゥオリ氏がなぜ、ボタフォゴの監督に就任したのかが書かれています。興味深い内容なので是非、読んでみてください。