[ブラジル]グレミオとインテルナシオナル、州政府が新方針も活動続行を判断

下記のツイートによると、5日からトレーニングを再開させたグレミオとインテルナシオナルに対して、リオ・グランデ・ド・スル州の知事、エドゥアルド・レイチ氏はトレーニングは再び禁止されるということと、州選手権再開は難しいという見解を示したとのことです。

記事によると、新型コロナウイルス感染拡大防止策について、州政府は10日(日)に新たな方針を示すこととなり、その指示や各種制限は週明け月曜日(11日)から効力を発揮します。

リオ・グランデ・ド・スル州政府は、州内を地域ごとに区切って危険度をランクづけしています。危険度の高い順に黒→赤→オレンジ→黄色となり、最も危険度の高い黒はロックダウンです。

両クラブがあるポルトアレグレは現時点でオレンジとあっており、オレンジはスポーツクラブの活動が制限されるとのこと。両クラブはひとまず11日のトレーニングを中止すると発表しました。

そして迎えた11日、10日に州から出された方針を受けてクラブ内で検討した結果、両クラブともにその日の午後からトレーニングを再開させました。危険度はオレンジで変わらなかったものの、制限の内容を精査した結果、トレーニングするのは問題ないという結論に達したようです。

両クラブは下記の通り、SNSを通じてトレーニングの模様を発信しています。

[ブラジル]グレミオが8.5トンの食糧は近隣コミュニティーに寄付

Embed from Getty Images

グレミオは11日、8.5トンにおよぶ食糧を近隣のコミュニティーに寄付したことを明らかにしました。Twitterでは食糧を詰め込んだチームのバスの写真を紹介しています。

マスク販売によって得た利益で購入された食糧は、ウマイター、ファラポス、ナヴェガンチスといった地域の支援組織に送られました。担当者によると、これらの地域には「支援が必要な約1,200家族がいる」のだそうです。

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないブラジル全土でシーズンが中断。選手、スタッフへのサラリー減額というニュースも聞くことも珍しくありません。

クラブの運転資金を少しでも確保したい時期にも関わらず、困っている市民を助けることを優先させるのは素晴らしい行いです。同時に、この国の貧困問題があるがゆえの行いであることも忘れてはなりません。

[ブラジル]グレミオが練習再開もディエゴ・ソウザがコロナ陽性

ブラジル南部、ポルトアレグレを本拠地とするグレミオが練習再開へ動き出しました。

ニッケイ新聞の記事によると、5日と6日にPCR検査も含めたメディカルチェックが行われ、7日からフィジカルトレーニングを開始したということです。

グレミオが練習再開へ一歩踏み出す=厳戒態勢の中、トレーニングセンターで検査開始(2020年5月7日 ニッケイ新聞)

8日にはPCR検査を受けた選手全員が陰性だったとクラブは公式サイトで発表しています。

ポルトアレグレのあるリオ・グランデ・ド・スル州では7日現在、新型コロナウイルスの感染者は2,129人、死者は90人。同39,928人、3,206人のサンパウロ州と比べると、感染者数が抑えられています。そうしたことも再開の要因になっているのでしょう。

一方、心臓病の手術を2回受けているレナト・ガウショ監督は、感染した場合に重症化するリスクが高いとされ、リオの自宅で隔離されているということです。

ディエゴ・ソウザがコロナ感染

チーム練習再開という明るいニュースと同時に飛び込んできたのは、FWディエゴ・ソウザが陽性反応というニュースでした。

ディエゴ・ソウザは少なくとも来週までは滞在しているリオで隔離されるとのこと。中断期間を出身地であるリオで過ごしていたのでしょうが、感染が分かったのがチーム合流前であったことは不幸中の幸いでした。

パルメイラス、ヴァスコ、スポルチなどで活躍したディエゴ・ソウザは今年、13シーズンぶりにグレミオに復帰。州選手権とコパ・リベルタドーレスで合わせて8試合に出場して、5ゴールを挙げています。

一日でも早い回復を願うばかりです。