[中国代表]エウケソンとリカルド・グラールが中国帰化のオファーを受け入れ

中国スーパーリーグでプレーするブラジル人選手、エウケソン(上海上港)とリカルド・グラール(広州恒大)が中国サッカー連盟からのオファーを受け入れ、同国に帰化した上で中国代表としてプレーすることが明らかになりました。

中国からの報道を元に29日にはブラジルでも報じられ、31日のニッケイ新聞でも記事になっていました。

《サッカー》リカルド・グラールとエウケソンが中国帰化へ=同国リーグではスーパースター
(ニッケイ新聞 2019年5月31日付)

中国では圧倒的な成績を残す2人

Embed from Getty Images

エウケソンはボタフォゴ、ヴィトーリアでプレーした後、2013年に広州恒大入り。13年と14年には得点王を獲得するなど、中国スーパーリーグ5連覇に貢献しています。上海上港に移籍した16年以降も活躍を続け、今年4月にはAFCアジアチャンピオンズリーグ(以下、ACL)のグループリーグで川崎フロンターレとも対戦しています。

Embed from Getty Images

リカルド・グラールは15年に広州恒大へ加わり、エウケソンとも1シーズン共にプレーしています。その年のACLでは大会MVPと得点王のタイトルを獲得し、クラブの2年ぶり2回目となるアジア制覇に貢献。中国スーパーリーグでも年間MVPに輝いています。今シーズンはパルメイラスへ期限付き移籍したものの、5月には帰還を果たしています。

帰化選手を軸に強化を進める中国代表

中国代表はイタリア代表を率いたこともあるマルチェロ・リッピ監督の下、2022年W杯カタール大会で5大会ぶりの出場を目指しています。

30日に発表された6月に行われる国際親善試合の中国代表メンバーには、両親がキプロスと中国出身で自身はイングランドで生まれたMFニコ・イェナリス(北京国安)を招集したばかり。

FIFA(国際サッカー連盟)の規定では帰化選手が代表チームでプレーするためには、その国に5年以上滞在することが条件となります。2013年に広州恒大に加入したエウケソンはすでにその条件をクリアしており、リカルド・グラールも2020年1月には条件を満たすとのこと。

エウケソンは2011年、リカルド・グラールは14年にブラジル代表に招集され、試合に出場しているものの、いずれも国際親善試合だったため中国代表でプレーすることに問題はありません。

今年9月にはアジア2次予選が始まります。まだ組み合わせは発表されていませんが、中国代表の動向から目が離せません。