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神戸を退団のネルシーニョ、9年ぶりに母国復帰

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クラブに全国タイトルをもたらした指揮官が9年ぶりの帰還を果たした。

スポルチは11日、今年8月にヴィッセル神戸の監督を解任されたネルシーニョと1年契約を結んだと発表。12日にはクラブで記者会見を開いた。

「戻ってこられてとても幸せだが、責任の大きさも感じている。私の役割はかつてと同様に、チームを勝利へ導くこと。サポーターはより良い結果を私に期待している。日本での9年間で私はより多くの経験を積んだ。ブラジル人のグループを理解することは、日本人のそれより簡単だ。少なくともコミュニケーションは難しくない」

参照:Ele está de volta! Sport oficializa contratação de Nelsinho Baptista

復帰を喜び、責任の重さを実感するネルシーニョ。長期に渡って、母国を離れていたことへの不安を打ち消した。

ネルシーニョは2008年から09年シーズン途中までスポルチを率いた。08年には州選手権を連覇したほか、コパ・ド・ブラジルを制覇。クラブに全国タイトルをもたらしている。

09年のシーズン途中に解任されると、同年7月に柏レイソルの監督に就任。J2優勝、J1優勝、クラブワールドカップ出場など輝かしい成績を残す。今年8月には15年から指揮を執っていたヴィッセル神戸の監督を解任されていた。

★★★

今シーズンのスポルチは不振を極めた。スポルチは今シーズンのブラジル全国選手権で残留ギリギリの15位でフィニッシュ。コリンチャンスとの最終節で1−0の勝利を収め、降格圏内から脱出してようやく残留を決めた。コパ・リベルタドーレスはもちろん、コパ・スダメリカーナの出場権も逃している。

監督もネイ・フランコ、ダニエル・パウリスタ、ルシェンブルゴと目まぐるしく入れ替わった。ルシェンブルゴ解任後に返り咲いたダニエル・パウリスタがシーズン終了後に解任。当初、ネルシーニョとの交渉が進まず、クラブはパウロ・アウトゥオーリ監督の招聘に動いたがこれも不調に終わる。週明けにネルシーニョとの交渉がようやくまとまり、発表にこぎつけた。

来年1月には州選手権、続いてコパ・ド・ブラジルが開幕する。これからチームに編成に取り掛かることを考えれば、残された準備期間は1ヶ月に満たない。そんなネルシーニョにとって、国内の大会に専念できることは好都合かもしれない。まずは2連覇のかかった州選手権でお手並み拝見だ。