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現実的なサッカーで勝ち点3、グレミオがフラメンゴとの上位対決制する – ブラジル全国選手権第13節

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第12節まで3連敗と調子が上がらず、4位(勝ち点22)まで順位を落としていたグレミオは7月13日にアウェイでフラメンゴと対戦。25分にFWルアンが挙げた虎の子の1点を守りきり、1−0で勝利を飾った。

「ブラジルで最もきれいなサッカーをしている」と、グレミオの指揮官、ヘナト・ガウショ監督は過去の記者会見でこう話していたという。だがこの日の試合では、同監督が自負するパフォーマンスがピッチで発揮されることはなかった。

「フラメンゴはよく訓練されている。クオリティも非常に高い。あまりきれいなサッカーではなかったかもしれないが、勝ち点3を得たのは我々だ」。ヘナト・ガウショ監督も低調な試合内容については否定しなかったが、勝利を強調した。

★★★

開始早々の3分にフラメンゴのDFミゲル・トラウコがFKのこぼれ球をシュートに持ち込むなど、グレミオは立ち上がりから劣勢に立たされる。それでも最初のピンチをしのぐと、徐々に反撃に転じていった。コンパクトな守備陣形からフラメンゴの最終ラインに圧力をかけ、狙いを定めてボールを回収。主導権を引き寄せた。

試合の均衡が破れたのは26分。グレミオは右サイドからのボールをルアンが受けると、挟み込んで奪おうとする相手のプレスを巧みなキープでかわして前を向き、さらに追いすがるDFを置き去りにしてペナルティエリアに侵入。右足シュートをゴール右隅に決め、今シーズン5ゴール目を挙げた。

その後はホームで負けられないフラメンゴの攻勢をしのぐ展開となったが、負傷した正GKグローエの穴を埋める若手GKレオの好守などで粘り強く対応。前半終了間際の44分にはMFエヴェルトン、58分には途中出場のジェウヴァニオのシュートが強襲するが、クロスバーにも助けられた。終盤にはふたたびラインを押し上げて相手の攻撃の芽を摘み、逃げ切りに成功した。

★★★

フラメンゴを退けたグレミオは勝ち点を25に伸ばした。2位に返り咲きを果たしたが、リーグを独走する首位・コリンチャンスとの10ポイント差は変わらない。それでも諦めないヘナト・ガウショ監督は、次のように持論を展開する。

「コリンチャンスはここまで素晴らしいプレーをしており、それに見合った勝ち点を得ている。それを否定したくはないが、望外な出来だ。コリンチャンスもじきにペースダウンするだろう。スタートダッシュの勢いのままゴールできるチームはない」

<ブラジル全国選手権 第13節>
2017年7月13日(木)19:30Kickoff@エスタジオ・ルーゾ・ブラジレイロ
フラメンゴ 0-1 グレミオ
▽得点経過
25″ ルアン(グレミオ)