月別アーカイブ: 2017年12月

神戸を退団のネルシーニョ、9年ぶりに母国復帰

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クラブに全国タイトルをもたらした指揮官が9年ぶりの帰還を果たした。

スポルチは11日、今年8月にヴィッセル神戸の監督を解任されたネルシーニョと1年契約を結んだと発表。12日にはクラブで記者会見を開いた。

「戻ってこられてとても幸せだが、責任の大きさも感じている。私の役割はかつてと同様に、チームを勝利へ導くこと。サポーターはより良い結果を私に期待している。日本での9年間で私はより多くの経験を積んだ。ブラジル人のグループを理解することは、日本人のそれより簡単だ。少なくともコミュニケーションは難しくない」

参照:Ele está de volta! Sport oficializa contratação de Nelsinho Baptista

復帰を喜び、責任の重さを実感するネルシーニョ。長期に渡って、母国を離れていたことへの不安を打ち消した。

ネルシーニョは2008年から09年シーズン途中までスポルチを率いた。08年には州選手権を連覇したほか、コパ・ド・ブラジルを制覇。クラブに全国タイトルをもたらしている。

09年のシーズン途中に解任されると、同年7月に柏レイソルの監督に就任。J2優勝、J1優勝、クラブワールドカップ出場など輝かしい成績を残す。今年8月には15年から指揮を執っていたヴィッセル神戸の監督を解任されていた。

★★★

今シーズンのスポルチは不振を極めた。スポルチは今シーズンのブラジル全国選手権で残留ギリギリの15位でフィニッシュ。コリンチャンスとの最終節で1−0の勝利を収め、降格圏内から脱出してようやく残留を決めた。コパ・リベルタドーレスはもちろん、コパ・スダメリカーナの出場権も逃している。

監督もネイ・フランコ、ダニエル・パウリスタ、ルシェンブルゴと目まぐるしく入れ替わった。ルシェンブルゴ解任後に返り咲いたダニエル・パウリスタがシーズン終了後に解任。当初、ネルシーニョとの交渉が進まず、クラブはパウロ・アウトゥオーリ監督の招聘に動いたがこれも不調に終わる。週明けにネルシーニョとの交渉がようやくまとまり、発表にこぎつけた。

来年1月には州選手権、続いてコパ・ド・ブラジルが開幕する。これからチームに編成に取り掛かることを考えれば、残された準備期間は1ヶ月に満たない。そんなネルシーニョにとって、国内の大会に専念できることは好都合かもしれない。まずは2連覇のかかった州選手権でお手並み拝見だ。

コパスダメリカーナ決勝、1stレグはインデペンディエンテが逆転勝ち

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コパ・スダメリカーナは7日、決勝の1stレグが行われ、インデペンディエンテ(ARG)とフラメンゴ(BRA)が対戦した。

5万人のインデサポーターで埋め尽くされたインデペンディエンテの本拠地、エスタディオ・リベルタドーレス・ダ・アメリカ。試合は8分、アウェイのフラメンゴがFKを獲得すると、ミゲル・トラウコが蹴ったボールをキャプテンのレーヴェルが打点の高いヘッドで合わせ先制する。

出鼻をくじかれたインデもここからアクセルを踏み込んでいく。

前線からのプレスと球際の強さで主導権を奪うと、エセキエル・バルコ、マキシミリアーノ・メサ、マルティン・ベニテスの2列がポジションを入れ替えながらサイドからの切り崩しを図る。

そして迎えた28分、左サイドでボールを奪うと、ジグリオッティ、メサ、ベニテスとつないで、最後はジグリオッティが決めて試合を振り出しに戻す。

後半開始早々の52分には左サイド深くまで進んだエセキエル・バルコの折り返しをメサがダイレクトで豪快に蹴り込み逆転に成功。その後はフラメンゴに押し込まれながらも体を張った守備でリードを守り切り、2−1で逃げ切った。

★★★

2ndレグは13日、フラメンゴのホーム「マラカナン」で行われる。2試合合計スコアで引き分けの場合は30分の延長戦。それでも決着がつかないときはPK戦が行われる。なおアウェイゴール2倍のルールは適用されない。

優勝クラブには来シーズンのコパ・リベルタドーレスと、来年2月に開催されるレコパ・スダメリカーナ(※1)の出場権が与えられる。

※1 レコパ・スダメリカーナは、前年のコパ・リベルタドーレスとコパ・スダメリカーナの覇者が対戦する南米サッカー連盟(Conmebol)主催の大会。

ブラジル全国選手権、MVPは生まれ変わったジョーが受賞

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「プロサッカー選手として、今日からぼくは変わるんだ」

今シーズン開幕直後、サンパウロ州選手権でのパルメイラスとのクラシコ前夜のことだった。コリンチャンスのFWジョーはこう言って、妻のクラウジアさんに自身の決意を明かしたという。

翌日、ベンチスタートとなったジョーは0−0で迎えた85分にピッチへ送り出される。試合の均衡が破れたのはそのわずか2分後、スペースに飛び出したジョーが飛び出してきたGKより一瞬早くボールに追いつき、左足でゴールに流し込んだのだ。本拠地アレーナ・コリンチャンスでサポーターの前で決めたこのゴールが文字通り、ジョーのスペクタルなシーズンの始まりとなった。

6ゴールを挙げて州選手権優勝に貢献すると、ブラジル全国選手権では18ゴール。エンリケ・ドウラード(フルミネンセ)とともにリーグ得点王に輝いた彼は、今シーズンのMVPに選出されたのである。

★★★

ジョーがプロデビューを飾ったのは2003年、まだ16歳の時だった。3シーズンでブラジル全国選手権83試合出場13ゴールの成績を残すと、05年にはロシアのCSKAモスクワに移籍する。ここでも3シーズンで78試合出場44ゴールと期待に応えると、ついにビッグクラブの目に留まる。

順風満帆にキャリアを積み重ねているように見えたが、ジョーの苦難はここから始まった。移籍したマンチェスター・シティでは定位置を確保することはできず、エバートン、ガラタサライへローンに出される。彼の居場所はマンCにはなかった。そして11年7月、6シーズンの欧州挑戦にピリオドを打ち、インテルナシオナルへの移籍を決めたのである。

復活の兆しが見えたのは、シーズン途中にアトレチコ・ミネイロへ移籍した2012年。ブラジル全国選手権ではキャリアハイとなる10ゴールを挙げ、翌年には負傷したレアンドロ・ダミアン(インテルナシオナル)の代役としてブラジル代表に追加招集された。コンフェデレーションカップの日本戦では代表初ゴールを決めている。14年にはブラジルワールドカップにも出場した。

しかしワールドカップ後は徐々に出場機会を失い、15年には再び国外へ。アルシャバブ(UAE)、江蘇蘇寧(中国)とアジアのクラブを渡り歩いた末、今年は12シーズンぶりに古巣への復帰を果たした。

大きな期待を背負っての古巣復帰だったのかと言えば、そうではないことは先述したクラシコでベンチスタートだったことでも明らか。パルメイラス戦でのゴールはジョーにとって、大きな転機となったのではないか。

「サポーターに助けられながら良いシーズンを送ることができて幸せだ。ぼくを信じてくれた全ての人に感謝したい。そしてこの賞を仲間たちに捧げたい。彼らがいなければ成し遂げることはできなかった」

参照:Atacante Jô é eleito craque do Brasileiro

授賞式では周囲へ感謝の言葉を述べたジョー。これまで幾度も苦しい立場に立たされながら立ち上がってきた。来シーズンはこの好調を止めることなく、さらなる飛躍を目指したい。

バックパッカーからオークランド・シティのエースに登りつめたアルゼンチン人FW

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エミリアーノ・タデ、29歳。

アラブ首長国連邦で開催されるFIFAクラブワールドカップ2017の開幕戦(6日)でアルジャジーラ(開催地代表/UAE)と対戦するオークランド・シティ(オセアニア代表/ニュージーランド)のアルゼンチン人ストライカーである。

南米出身のストライカーと聞けば、”助っ人外国人”。それが世界的には無名の選手だとしても、そう誰もが想像するだろう。オークランド・シティの公式サイトによると、彼はバックパッカーとしてニュージーランドにやってきたのだという。

アルゼンチン北部の都市、サンティアゴ・デル・エステーロで生まれ育ったタデは2007/08シーズン(年ではなく、シーズンと紹介されていた)にニュージーランドへやってくると、皿洗いなどのアルバイトをしていたという。そして、2009/10シーズンにウェリントン・ユナイテッドでサッカー選手としてのキャリアをスタートさせた。

2010/11シーズンはチーム・ウェリントンに移籍。ここでの活躍が認められ、2011/12シーズンからオークランド・シティに加入する。2013/14シーズンには国内リーグで17ゴールをあげて得点王に輝き、チームは国内リーグとOFCチャンピオンシップとの2冠を達成した。昨シーズンは13ゴール、10月に始まった2-17/18シーズンでは7試合で10ゴールというハイペースでゴールネットを揺らし続けている。

クラブワールドカップには2011年から6年続けて出場し、今年が7回目の参加となる。これまで9試合に出場して、意外にもまだノーゴール。元バックパッカーが世界の檜舞台でゴールネットを揺らすことができるのか注目だ。

ロシアW杯、グループステージの組み合わせが決定

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2018FIFAワールドカップロシア大会グループステージの組み合わせ抽選会が1日、モスクワで行われた。

圧倒的な強さで南米予選を制したブラジルはスイス、コスタリカ、セルビアと同組のグループE。ブラジルに次ぐ2位でフィニッシュしたウルグアイは、開催国・ロシアと同じグループAにはいった。

出場決定が最終節までもつれたアルゼンチンはグループD。ニュージーランドとのプレーオフの末、9大会ぶりの出場を成し遂げたペルーはグループCに決まっている。

グループHに組み込まれたコロンビアと日本は、2014年ブラジル大会に続く再戦となる。グループステージ第3戦で対戦した試合では、ジャクソン・マルティネスの2得点などでコロンビアが4−2で勝利している。

▽グループA
ロシア
サウジアラビア
エジプト
ウルグアイ(3大会連続13回目)

▽グループB
ポルトガル
スペイン
モロッコ
イラン

▽グループC
フランス
オーストラリア
ペルー(9大会ぶり5回目)
デンマーク

▽グループD
アルゼンチン(12大会連続17回目)
アイスランド
クロアチア
ナイジェリア

▽グループE
ブラジル(21大会連続21回目)
スイス
コスタリカ
セルビア

▽グループF
ドイツ
メキシコ
スウェーデン
韓国

▽グループG
ベルギー
パナマ
チュニジア
イングランド

▽グループH
ポーランド
セネガル
コロンビア(2大会連続6回目)
日本