[スペイン]豪快なヘッドで先制弾!屈強なFWクチョが降格危機のマジョルカを救う

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10日に各地で第35節が行われたラ・リーガ。ホームにレバンテを迎えたマジョルカは、クチョ・エルナンデスと久保建英のゴールで2-0と勝利しました。依然として降格圏内ではあるものの、逆転残留へ望みをつないでいます。

試合が動いたのは40分、久保が中に絞って空いたスペースを上がってきた右SBポソがゴール前へクロス。相手DFの頭越しに合わせた豪快なヘディングシュートがゴールに突き刺さり、マジョルカが先制しました。試合終了間際に久保が追加点を挙げています。クチョの今シーズン4点目が決勝点となりました。

この日は左サイドハーフとして先発、右SHの久保とも息の合ったプレーを見せています。開始早々の3分には久保のクロスにヘディングで合わせると、逆に左サイドから右サイドの久保へサイドチェンジのパスを送りました。

第33節、セルタ戦ではペナルティーエリア内で久保のパスを受けると、DFをかわして右足でシュート。GKが一歩も動けないゴラッソを決めています。

クチョはコロンビア出身、1999年4月20日生まれの21歳。2017/18シーズンにはワトフォード(イングランド)から期限付き移籍したウエスカ(スペイン2部)でリーグ戦35試合出場16ゴールの成績を残して、チームが1部昇格する原動力となったクチョ。その得点力で今度はチームを降格の危機から救うことができるか注目です。

[川崎F]全得点に絡む活躍!本領発揮の予感が漂うレアンドロ・ダミアン

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J1第3節。川崎フロンターレは味の素スタジアムでFC東京との「多摩川クラシコ」に臨み、ブラジル人FWレアンドロ・ダミアンが全得点に絡む活躍で4-0の快勝。再開後、2連勝と好スタート(リスタート)を切りました。

CFとして先発したレアンドロ・ダミアン。17分に安定したポストプレーで大島僚太の先制点を御膳立てすると、23分には自らゴールネットを揺らします。右サイドをドリブル突破した山根視来の折り返しを鮮やかなヒールキックでゴールに流し込みました。

つづく28分には家長昭博のクロスをペナルティーエリア内ワンタッチで落として長谷川竜也が右足でゴール。前半終了間際の45分にも山根のクロスに合わせたレアンドロ・ダミアンのシュートが相手DFに当たると、こぼれ球を長谷川が押し込んでいます。

1ゴール3アシストと全てのゴールに絡み、チームの勝利に大きく貢献しました。

レアンドロ・ダミアンを軸とした攻撃の形

川崎Fの4得点のうち3点は右サイドを起点に生まれています。2点目、4点目は山根、3点目は家長のパスからでした。

今シーズン、湘南ベルマーレから加入した山根は豊富な運動量で攻撃に厚みを加え、右サイドバックの確保。右WGの家長は変幻自在の動きで存在感を発揮するだけでなく、献身的な動きで守備陣を助けています。

ふたりのコンビネーションが確立されている右サイドは攻守においてバランスがとれ、レアンドロ・ダミアンともいい関係が築けています。得点シーン以外にも4分に右サイドからカットインした家長の左足クロスをヘディングシュートするなど、開始早々からチャンスを作ることができていました。

右サイドだけではありません。2得点した左WG長谷川とのコンビネーションでは、12分に中央でこぼれ球を収め、長谷川の決定的なシュートシーンを演出しています。さらに豪快なダイレクトシュートで先制点をねじ込んだ大島は、インサイドハーフの選手です。

レアンドロ・ダミアンの動きを川崎Fの選手がしっかりと見ていて、そこにボールが出てくる。レアンドロ・ダミアンにボールが入ると、周りの選手がパスコースを作る。レアンドロ・ダミアンを中心とした崩しの形が川崎Fに出来つつある印象です。

この日は1ゴールに留まったものの、今シーズンはゴール数にも注目したいと思います。